購買心理をさぐる
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2014-05-29 15:06:45
カテゴリー:ビジネスに対する考え
人がお金を払うとき
それは
そのモノが欲しいから、お金を払うのではなく
その周りにある情報に価値を感じたとき
購買衝動にかられます。
逆に言えば、自分がモノを買ったとき
「 なぜ、買ったのか? 」
「 なぜ、欲しくなったのか? 」
そこを理解できれば
相手にも、その感情を持っていくことが
出来るようになります。
「 安い! 」「 お買い得! 」と思って
買ったかもしれません。
しかしながら、その思考にいくまでにも
やはり、情報というものがつきまとっています。
例えば、パソコンを買うときに
いきなり「 15万円! 」と提示されても
人は絶対に買いません。
なぜかというと、そのモノにまつわる
情報を持っていないからです。
極端な話ですと
パソコンに対して情報がゼロだったとしたら
画面が付いている、ただの箱でしかないわけです。
そこに、パソコンというモノの概念があって
パソコンとは、どういうモノなのか?
何ができるのか?
これが、「 何もできませんよ。」となったら
家に置いておくんですか?
そんなモノに15万円も出せるわけないんです。
だから、モノ自体で価値を感じて
購入するってことは、ありえません。
その周りの情報
あんなことができる。こんなことができる。
その情報に価値を感じて、納得ができたとき
人は、お金を支払うわけです。
以前に、プリンターを電気屋さんに
買いに行ったときの話ですが
店員さんに、プリンターのスペックを
あーだ、こーだ、ぺちゃくちゃ
喋られて鬱陶しく思ったことがあります。
私は、その情報に価値を感じなかったわけです。
ジャパネットたかたを見ていても思います。
スペックの話は、そんなにしませんよね。
「 こんな便利に使えます。」全面押しです。
スペックだけ押していても、全く売れないと思います。
じゃなくて、欲望的なところを刺激しているわけです。