人生を大きく変えるもの
2014-05-09 19:38:00
カテゴリー:情報の価値について
今後、人生を大きく変えるもの
それは、情報だと思います。
福沢諭吉は
学問のすゝめでこう言いました。
「天は人の上に人を造らず
人の下に人を造らず 」
非常に有名な言葉です。
学生時代、全く勉強ができなかった
私でも知っている有名な一節です。
「人は、誰でも平等ですよ」と
教えられました。
で、普通に教育を受けていた人でしたら
この一節しか教わっていません。
でも、学問のすゝめで
福沢諭吉が、本当に伝えたかったこと
実は、この続きにあります。
「されども今、
広くこの人間世界を見渡すに、
かしこき人あり、おろかなる人あり、
貧しきもあり、富めるもあり、
貴人もあり、下人もありて、
その有様雲と泥どろとの相違あるに
似たるはなんぞや」
ここを、私たちはカットされています。
しかし、ここが本質の部分だったりします。
人は生まれながらに平等です。
でも!
世界を見渡すと
貧富の差があって
身分の差もあるではないか。
その違いは、なんぞや?
学んでいるか、学んでないか、で生まれる。
と言っています。
学んでいないものは、おろかで
貧しくなる、下人になる。
だから、学ぶ必要がある。
と、言っているのです。
学問のすゝめが書かれた当時は
学問が一般的ではなかったです。
多くの人が、農民として
体を動かして稼ぐ
知識というものを使わない。
体を動かして得られるものには
限界があります。
だから、知識をつけることによって
人より富むことができる。
というのが、学問のすゝめです。
そこで、それを
現代に置き換えるとどうでしょう?
学問のスペシャリストって
弁護士かな~と思います。
国税庁の調査で
弁護士のうち22%の人が
「所得100万円以下」らしいです。
弁護士の
平均年収は680万円ではありますが
バイトをしないと生きていけない人も
いるという現状です。
学問のすゝめが書かれる以前は
肉体を使って富を得ていました。
しかし、時代は変わり
福沢諭吉の言うように、知識を使うことで
富を得ることができるようになりました。
そして、今
新しい時代に突入していると
考えれないでしょうか?
インターネットです。
インターネットも大きく普及してきましたが
まだ一般的ではないです。
普及しだして10年、20年の話です。
肉体 → 学問となったように
情報を使うことで
富を得ることができる時代に
なっているのではないでしょうか。
インターネットでは、情報を発信できます。
情報発信をして。人を集めることができます。
それができる人たちが、今
弁護士より、はるかに稼いでいます。
福沢諭吉は、体を使うところから
学問だ!知識を使え
脳みそを使うことによって
出世が可能になると言いましたが
それから、140年後の今
知識ではなく、情報を扱える者こそが
富を得られるのではないでしょうか。
なぜかというと
知識というものが
インターネットを使えば
手に入れることができるようになりました。
以前は、六法全書を丸暗記するようなことが
知識とされていましたが
インターネットを使えば
六法全書にアクセスできちゃうのです。
覚える必要がない。
的確な情報を、素早く選択して
自分の元に導き出す情報検索能力に
価値があるということです。
といっても、弁護士に
なりたいのでしたら話は別ですが
ようは、情報をいかに選択して
それを発信する。
上質な情報の発信者となることで
人から評価され、富を得ることが
可能になっている状態ではないでしょうか。
コメントする